柱の補強
耐震リフォームでは、柱の補強が重要です。阪神淡路大震災であれほど多くの建物が崩壊したのは、柱が強い揺れによって土台から引き抜かれてしまったことが原因とされています。耐震リフォームでは、強い揺れに対応できるように、「ホールダウン金物」という耐震補強金物を利用します。阪神淡路大震災の際も、「ホールダウン金物」を使用していた住宅では、ほとんど倒壊がみられなかったという報告があります。
装置
耐震リフォームでは、ホールダウン位置調整金物「くるぴた」を使用します。アンカーボルトの設置に多少のズレが生じても、柱の中心にホールダウン金物をしっかり取りつけることができます。従来のホールダウン用アンカーボルトは土台の中心に、なおかつ柱面から31㎜の位置に正確にホールダウン金物を埋め込まねばならず、非常に高い施工精度を要求されました。「くるピタ」では、柱面から70㎜以内であれば、どこにアンカーボルトがあっても簡単に施工が可能で、筋交いやその他の障害物を避けた状態で、どの位置にもホールダウン金物を取りつけることができます。
壁の補強
耐震壁の施工を行うには、最初に建物のバランスをしっかりと診断し、必要な箇所への的確な施工を行う必要があります。ただ単に鉄筋コンクリートの壁にリフォームしたり、筋交いを入れれば良いわけではありません。建物全体の形状などに応じて、バランスよく耐震壁を配置する事で建物の耐震性が高まり、柱や梁への負担を減らすことができるのです。